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| カオリのOL日記...那須高原観光バーチャルツアーズ |
幻覚を見た |
| 06/15 (火)
カオリが妖怪の館(トイレ)から帰ってくると、ゆんゆんが話しかけてきました。 「カオリさん、アマゾネスがね、幻覚を見るって言ってるよ。」 「幻覚?」 「そう。私がね、今、眠くて眠くてたまらなくて、アマゾネスに話しかけたら・・・。」 「私、もうろうとして幻覚を見ましたー。」 乱入アマゾネス。 「アマゾネスのは、不眠不休のレースで疲れ果ててエンドロフィンがでまくって幻覚を見てるんでしょ。私の眠いのとは種類が違うと思う・・・。」 「そうか、カオリはようやく分かったよ。アマゾネスがカエルを好きなわけが。」 「はぁ? なんでカエルが関係あるの?」 「アマゾネスはね、レース中に、カエルに騙されて幻覚を見ているわけよ。」 「何言ってるの、カオリさん?」 「イケ面の幻覚を見せられて、素晴らしい泉へと招待されるわけ。」 「アマゾネスがレース中にイケ面と出会うわけ? っていうか、素晴らしい泉って何?」 「素晴らしい泉といえば、それはもう魅力的な泉よ。で、その素晴らしい泉で乾ききった喉と心を癒そうとしたとたんに、ドロンっとイケ面がカエルに戻るわけ。」 「何のメリットがあるの???」 「アマゾネスはレースの成績が下がる。」 「ああ、相手チームに雇われたカエルが幻覚を見せたってことか。」 「そう、でも、アマゾネスは案外カエルが好きなのよ。昨日もカエルのTシャツ着ていたし。」 「なんだ、そうだったんですかー。」 「え、まさか、アマゾネス。本当にレース中にカエルに、いや、イケ面に出会ったりしたの?」 「私、カエルが好きなんですー。」 「よくわからないから・・・。」 「だいたい、カオリたちは幻覚よりも妄想の方が多いよね。」 「小学生の頃、茄子とパイナップルの漫画を書いたよ。」 「ちょっとまって、ゆんゆん。茄子とパイナップルでどんな話になるわけ?」 「茄子が女の子で、パイナップルが男の子なの。で、夕日に向かうシーンとか。」 「想像つかないし・・・。カオリはね、ジャマリンの話を小学生の頃に書いたよ。絵は下手だから、小説。」 「ジャマリン?なによ、それ。」 「ジャマジャマとリンリンという2人が主人公で、あとは、どんどんいろんな人が出てくるの。宇宙人とか、犬とかネコとか・・・。」 「それって、不条理小説?」 「内容は忘れた・・・。でも、案外評判がよくてね、クラスのみんながノートに写していたよ。小学生でお金もないからコピーなんてできないし、ネットももちろんないからね。主題歌も作ったよ、踊り付き。バカな子供だったんだなぁ。」 「それさぁ、すぐに世の中に発表したほうがいいよ。写した誰かが発表したら、著作権を主張できなくなるかもよ。」 「主張するような話じゃないよ。でも、案外不条理すぎて面白いかも。」 「クロマティ学園みたいな感じ?」 「それとはちょっと違う・・・はず・・・(でも、覚えてない)。」 「私はね、あと、タモQとヒモQという漫画を描いたよ。」 「え、ゆんゆん、それ、なに?」 「オバQの真似したの。タモリみたいなタモQとヒモみたいに細くて長いヒモQ。」 「それがいったい、どんな物語を???」 「忘れた。でも、絵はまだ描けるよ。」 と、絵を描いてくれたゆんゆん。すげえ・・・。 「タモQの方が悪いヤツって感じがするね。ヒモQはちょっとお人好しの人相だ。」 「違うの、タモQも良いヤツなのよ。その変わり、悪いタモQもいたんだよ。こんなの。」 と、また悪いタモQの絵を描いてくれたゆんゆん。 タモQとは白黒反転させた絵になっているのですが、十分に悪役顔。 「タモQは本当は良いヤツなのに、悪いタモQが悪いことばかりするから、みんなには良いタモQも悪いやつだと誤解されてしまって、ちょっとかわいそうなの。」 「ふうん。すごいね、キャラ設定までしていたのか。」
「このヒモQはね、オデコにアイスノンを乗せてるんだよ。」 なぜかヒモQの頭には四角いものが貼り付いている。ヒモQはいつも発熱していたらしい。 小学生の頃は、そういうわけで、私たちは毎日のように妄想していたんですね。。。
思えば、初めて物語を作ったのは、幼稚園のころ。 「さっちゃんとブランコ」という話を作って、紙芝居にしておばあちゃんに披露したのが処女作でした。 来る日も来る日もブランコで友達を待ち続けるという、暗い話でしたが・・・。 自分で作って自分で泣いていたので、よく覚えてます。 初めて作った歌は、「満月のラクダ」という、旅人の歌で、これも幼稚園の時でした。 これもまだ歌えたりするけど、なんか変な子供だったのかもしれない・・・。
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