那須高原でのモバイル通信白書
カオリはよく那須高原に行きます。で、那須高原にいる時のメールチェックや掲示板のチェックにはいつも頭を悩ませていました。たまにインターネットに繋がっているPC端末が置いてあるホテルなどに泊まれれば、Webメール(ブラウザでメールをチェックする機能)を使ったり掲示板をチェックしたり出来て便利なのですが、まだまだそういう端末を置いてある宿泊施設は少ないのが現状です。
那須高原に居るときも普段と同じようにネットワークにアクセスしたい。そうなると持ち歩きの出来るノートパソコンを購入してモバイル通信をするしかありません。で、早速カオリが購入したのがアップル社の「iBooK」でした。ところが実は「iBook」はモバイル通信には向きません。なぜならPCカードスロットが無いので、通信カードを差し込むことが出来ないからです。そんなこととは露知らず、可愛いから「iBook」を買ってしまったカオリ。しょぼん。そこからカオリのあくなきモバイル通信への挑戦が始まったのです。
1.携帯電話用USBケーブルの使用
まず最初に購入したのは携帯電話用のUSBケーブルでした。サン電子の「U-Cable typeD2」という通信ケーブルです。「ああ、これで安心して那須高原でもモバイル通信ができるわ。しめしめ」と思っていたカオリですが、その夢はすぐに破れました。確かにメールチェックで使うには申し分のない機能だったのですが、インターネットに繋いでホームページをチェックすることは通信速度が遅すぎてとても出来ません(正確には可能ですが我慢できない遅さです)。やはり”デジタル携帯電話に接続し最高9600bpsでデ−タ通信”ではさすがに無理があると思いました。
2.PHSカードの使用
次に購入したのは同じくサン電子の「Slipper X」というモバイルデータ通信カード専用のPCカード-USB変換アダプタです。これで手持ちのPHSカードが「iBook」と繋がりました。「ふむふむ。今度こそ完璧だわ。はひふへほー」なんて言って有頂天になっていたカオリですが、これまた欠点があったのでした。それは那須高原ではPHSが那須街道沿いでしか繋がらないのです。これははっきり言って不便です。宿泊施設に泊まっているときに「さーて、これからホームページでもチェックしようかなー」なんて言って車に乗って那須街道まで行ってホームページをチェックしたらまた帰ってくる。そんな行動を余儀なくされたのでした。「なんで那須高原はPHSが繋がらないのよおー」夕焼けに向かって叫んだことも何度かありましたが、無駄でした。
3.モデムの使用
何と「iBook」には懐かしのモデムが内臓されています。これでPC用のモジュラージャックが常設されている場所ならモバイル通信が出来ることに気が付きました。でも東京ならともかく、PC用のモジュラージャックが常設されている宿泊施設なんて、那須高原には数えるほどしかありません。移動中に不便なのも解決されません。これは今までに購入したモバイル用グッズをすべて持ち歩いて、状況に応じて使い分けろということか?とちょっとブルーな気持ちになってきました。
4.そして究極のモバイルグッズ
ところが本屋さんでMAC関係の雑誌「MacPeople」を立ち読みしていたら、「iBook」で使える究極のモバイル方法が記された箇所を見つけました。それはサン電子の「U-Cable typeA2」というUSB通信ケーブルを使ってauグル−プの144kbpsPacket通信対応の携帯電話に繋ぎ、高速通信をするという大技です。「うわあ。これぞカオリが求めていた究極のモバイル通信だわ。感動的!」と感激したカオリはその足で早速 au by KDDI の最新型携帯電話「A3014S」を購入し、全部で3本目となるサン電子のUSBケーブルを購入したのでした。試しにネットに繋いでみると・・・早い!これが携帯電話の通信速度なの?と思うほど高速にネットに繋がりました。これなら那須高原でも使えそうです。PHSは繋がりませんが、携帯電話はほとんどの場所で快適に繋がるから大丈夫。ああ、ここに辿り着くまでにどれだけの紆余曲折があったことでしょうか。やっとその苦労が報われたのです。多くの人が、カオリと同じ道を辿ってサン電子のUSBケーブルを3本も買う羽目にならないよう、ここで情報を公開しておきます。参考にして下さいね。
おまけ...実地検証の結果
那須高原に行く機会がありましたので、高速携帯通信を試してみました。まったく問題ナシオです。チョー快適。しかもパケット通信ですからやりとりしたデータ量に課金されますので通信時間を気にすることもなく、ブロードバンド常時接続と同じ感覚でネットに繋げます。那須高原でのモバイル通信はこれで決まりでしょう。なお、最後に問題点を一つだけご報告。「iBook」のバッテリーはそれほど長くは持ちません。使用している感覚では3時間弱くらいでしょうか。これまでにモバイルをしていて2回もバッテリー切れになってしまいました。バッテリーが切れたら「iBook」もただの箱。ひっぱたいてもさすっても、何の役にもたちません。解決策としては予備バッテリーを購入することです。オンラインショップで16,000円で売っていましたので、購入するかどうか迷っています。多分、買うでしょう。もう少し長くバッテリーが持ってくれれば言うこと無しなんですけどね。堅牢さについては色々なサイトで触れられていますので深くは申し上げませんが、とにかく丈夫です。恐らく少々のことでは壊れないでしょう。そうなるとやっぱりバッテリーの力不足が少しだけ残念です。
ちなみに...Virtual PC 5.0.4 での動作報告
カオリは会社でもMACを使用しています(DTPをする必要があるので「Power MAC G4」です)。ですが、自宅でのホームページ作成に関してだけはWindowsマシンを使っています。だって「ホームページビルダー」が使いやすいんですもの。で、「iBook」でモバイルをして外出先でもホームページ更新までしたいと考えれば、「iBook」の中でWindowsのソフトを動かす必要があります。実は「Virtual PC」というソフトを使えばMAC上でもWindowsマシンをエミュレートすることが出来るのです。Windows XP が同梱されたかなり高額のソフトでしたが、思い切って買っちゃいました。でもでもね。やっぱり、ちょっと「iBook」では荷が重過ぎました。Windows
XP は動くには動きますが遅い。ちょっと厳しいかなあ。がーん・・・。高かったのにい・・・。でも、そこでめげるカオリではありません。昔購入したWindows 98 のCD-ROMをひっぱり出してきて、インストールしてみました。うーん。ちょっと遅いケド、何とか使い物にはなるみたい。ぎりぎりの線です。USBケーブルの「U-Cable typeA2」もWindows 98 上で無事にインストールすることが出来ました。これで「iBook」と、その中で動くWindows
98 の両方で、快適に高速携帯通信が出来る環境が整いました。やっと落ち着いて那須高原に遊びに行けそうです。 |
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