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カオリハウスレポート
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室内テレビアンテナ

カオリは普段の生活では、あまりテレビ番組を見ません。だから、別荘にもテレビはなくてもいいのではないか、と思っていました。ところが、那須の夜は“静か過ぎる”のです。すっかり都会の雑踏に慣れ親しんでしまった身としては、静か過ぎると“不安な気持ち”に襲われて“リラックスして過ごせない”ということがよく分かって、少し寂しい気持ちになってしまいました。そこで遂に先日、テレビを導入しました。

テレビを見るためには電波を受信するためのアンテナが必要です。通常は屋根の上などにテレビアンテナを立てます。しかし、カオリは以下の3つの理由から、別荘の屋根にテレビアンテナを立てることはやめました。

1つ目の理由はアンテナに雷が落ちたら困るからです。那須には雷が多いのです。普段住んでいる住宅であれば雷が落ちてもすぐに気が付くことができますが、不在にしていることが多い別荘のアンテナに雷が落ちたとしても、次に訪れる時まで気が付きません。テレビアンテナに雷が落ちるとテレビアンテナやブースターはもちろんのこと、悪くするとその他の電化製品にまで被害が及ぶこともあります。せっかくウキウキして別荘に遊びに来たのに、電化製品が破壊されていた・・・なんていうのではガッカリです。もちろん電化製品買い換え(もしくは修理)の出費も痛いですよね。

2つ目の理由は強風でアンテナが破壊されたら困るからです。冬場に吹き狂う“那須おろし”という強烈な北風は、時に屋根に立っているテレビアンテナをなぎ倒します。ある別荘地では「全別荘の3分の2のテレビアンテナが倒されたこともあった」というくらい。自然の猛威の前にはテレビアンテナなんてひとたまりもないということが良く分かります。

3つ目の理由は、アンテナを立てるときっと、すぐにNHKの人がやってくるからです。「別荘でNHKの受信料を支払う必要があるのか?」という点については、カオリも常々考えるところです。何故ならそれは、自宅できちんとNHKの受信料を支払っていますので、「別荘で二重に支払う必要はないんじゃない?」ということです。だって別荘に行くときは自宅を留守にする訳で、自宅でテレビを見る代わりに別荘でテレビを見る訳です。自宅でも別荘でも同時にNHKを見ることは不可能ですから、別荘の分までNHKの受信料を支払う必要はないのでは?と思うのですが・・・屁理屈でしょうか。本当はテレビ1台(アンテナ1つ?)ごとに受信料を支払うべきなのかも知れませんが・・・。

さて、上記のような理由でテレビアンテナを屋根に立てることはやめました。その代わり、テレビアンテナを室内に設置することにしました。

テレビアンテナを室内に設置する場合、市販されている“室内用アンテナ”では性能が悪いので、屋外に立てる巨大なアンテナを室内に設置して使用する方が良いようです。最初はテレビアンテナを屋根裏に設置しようと試みたのですが、屋根裏には24時間換気の機械があり、その機械のノイズをじゃんじゃん拾ってしまいました。そこで、2階の物置の中に設置することにしました。

なお、那須ではUHF放送のアンテナを使うことになりますが、UHFの電波はVHFの電波とは違い、必ずしも「アンテナが高ければ感度が良い」という訳ではなく、うまく電波と波長さえ合えばアンテナの高さはそれほど問題にはならないという特徴があるようです。この特徴が、屋内設置を行なう際には心強い励ましとなります(屋内だと屋根より高くは絶対に設置できないため)。

ところで、カオリハウスには1階にテレビアンテナのソケットが3つ、2階にテレビアンテナのソケットが1つあります。屋根裏に入って確認したところ、これらのソケットは以下のように分配されている様子でした。

アンテナの線 - 2分配器 - 2階のアンテナソケット(1つ)
                  - 1階用の3分配器(?) - 1階のアンテナソケット(3つ)

アンテナの線から2分配器で1階用と2階用に分けられている部分までは目で確認できましたが、1階用がその先で3分配されている筈の部分までは確認できませんでした。そこで、この配線を以下のように繋ぎなおせば2階の物置に設置したアンテナから1階のテレビまでうまく電波を分配できるのではないかと予想しました。

2階のアンテナソケット - 2分配器 - 1階用の3分配器(?) - 1階のアンテナソケット(3つ)

なお、分配器を介す場合、電波が分割されて弱くなってしまいますので、ブースターを取り付ける必要があります。ブースターを取り付けるには分配器の「電流通過」端子と呼ばれる端子にアンテナからの線を取り付けて、それぞれの「電流通過」端子を通過させながらブースターの給電装置(室内に設置)まで繋げる必要があります。カオリは2分配器では「電流通過」端子を確認できましたが、3分配器の方は見ることができませんでした。しかし、全体の配線から考えて“3分配器はすべての端子で「電流通過」のものが使われている”との予測で作業を進めることにしました。

アンテナを組み立てたり、ブースターを取り付けたり、DIY感覚で楽しみながら作業を進めていった結果は・・・大丈夫、きちんと映像が映りました。多少、画面に縦縞が入るチャンネルもありますが、全体的には概ね良好な画質が得られています。画面に入る縦縞を軽減するには、多分、必要な電波帯域以外の電波をカットする機械(ハイパスフィルター)を設置すれば良いのだと思うのですが、そこまではまだ試していません・・・。

「イヤー、やっぱりテレビがあると落ち着くねー」という感想が思わず声に出てしまうほど、テレビの存在感は現代生活にとって大きなものだということがよく実感できました。テレビがあるだけで何だか別荘がグッと身近な、自宅のリビングの延長のような場所に思えてきたのですから不思議です。「ちょっと時間が空いたなー」と思ったらテレビの電源を入れるという行為が、こんなに落ち着くものだとは夢にも思いませんでした。

(その後の実験結果報告)
後日、ハイパスフィルターを購入して試してみましたが、画面に現れる縦縞が完全に消えることはありませんでした。「うーむ、おかしいなぁ。こんなに強い妨害電波が一体、どこから入っているんだろう?アンテナも室内にあるのに・・・」。そこでカオリはハタと気が付きました。原因は“外にあるのではなく内にあるのではないか?”と。そこでテレビの側に強い妨害電波を出しているような機器がないかどうか、色々と探してみました。エアコンのスイッチや24時間換気のスイッチを切ったり入れたりしてみましたが、これらは違うみたい。「うん?まてよ。テレビの下に何やら赤いLEDが灯っている機器がある・・・”。ナント、原因は通信カラオケのDC電源だったのです。DC電源を抜いてみたらテレビの縦縞はきれいさっぱり無くなりました。「なーんだ、灯台下暗しとはこのことね・・・」。すっかり脱力感に襲われたカオリでしたが、問題が解決されて少しスッキリした気分です。ついでに、ブースターからも妨害電波が出るといけないと思い、2階に移動することにしました。2階にブースターを設置することで、ブースターで増幅された電波が1階へのアンテナ線に乗るため、1階にある3つのアンテナソケットすべてで良い画像が得られることになりました(やったね)。

“アンテナは屋根の上に設置するもの”ということが一般的な常識みたいに思われていますが、UHFアンテナについては「屋内にも設置できる」ということが良く分かりました。


室内テレビアンテナ1カオリハウスではテレビをテレビ台に乗せて稼動式にしています。当初はテレビをリビングの隅に“鎮座”させて位置を固定しようかと思ったのですが、それだとどうしてもテレビ中心のレイアウトになってしまい、せっかくの空間が生かせず何となくこじんまりとしてしまいました。「なんか違うー」。テレビをあっちに動かし、こっちに動かし、やっと辿りついた結論はテレビを“固定しない”ことでした。「テレビは見ないときは目立たないように部屋の隅に動かしておく」ということがどれだけ合理的かということが良く分かりました。

室内テレビアンテナ2これが「ハイパスフィルター」です。通常はアンテナとブースターの間に入れて使うものですが、カオリは「屋内の妨害電波をテレビに一番近いところで防止したい」と考え、テレビのすぐ近くに取り付けました。これは多分、本来の使い方ではないし、このような使い方をしている人はまず居ないと思いますが・・・(効果があるのかも不明)。

室内テレビアンテナ32階の物置に置いたUHFアンテナです。18素子の電波障害対策用のアンテナですが、かなり巨大です(全長1.5メートルくらい)。ギリギリ物置に置ける大きさでした。ポールは長すぎたので電動ノコギリで切断をして、屋根馬に差し込んで固定しました。

室内テレビアンテナ4最終的にブースターの給電部は2階の物置の中に設置しました。2階で電波を増幅することで、1階のすべてのアンテナソケットで、良好な電波状態を得ることが出来ます。

室内テレビアンテナ51階の使用しないアンテナソケットには抵抗を取り付けました。

(クチコミ情報/掲示板過去ログより)
家の外に立てるアンテナは、那須ではいろいろと問題なのデス。


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