那須の宿 ...お泊まりしてゆっくり休みたい。 |
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カオリハウスレポート
カオリハウスの建築においては様々な洋雑誌を参考にさせて頂きました。雑誌に掲載されている世界最先端のディテール。そこから得られるインスピレーション。それらを巧くミックスさせて、ある部分は真似をしたり、ある部分は工夫をしたり。楽しみながら時間をかけて作られた家がカオリハウスです。建築物のディテールは次の建築物のヒントとなり新しいディテールを生み出していく。そうして進化していくのが建築文化であると考えています。その視点に立ったとき、カオリハウスのディテールは公開してこそ意味があるという思いに駆られました。個人の別荘であるという観点から公開は難しいと思い込んでいましたが、「カオリハウスのディテールを見た誰かが、それを参考にさらに良い建築物を生み出してくれたら」。一歩引いたそのような視点が背中を後押ししてくれました。
さらに、このレポートでは最近の建築で話題になっている高気密・高断熱、24時間換気、パネルヒーターといった設備を備えた建物が本当に快適なのかどうか、実体験を元に報告をしていきたいと思います。それらの設備は最先端の考え方ではありますが、まだまだ歴史が浅いため、本当にサスティナブル(継続的)なものであるのかどうか、未だに検証が行われている最中だと思うからです。
間取り
・設計変更で追加となった部分 予算の都合もあり、当初の設計ではドアを入ってすぐ右側にトイレが来る筈でした。しかし途中で設計が変更となりドアの位置がずらされて広々としたエントランスが出現することとなりました。これによりリビングから丸見えだった玄関が見えなくなり、居住性がアップしました。ウッドデッキやテラスも当初の設計には無く、後から追加となりました。
・外の空間を取り入れる 北側の土地に約2メートルの段差がある為に土留めが必要となり、安全を見て建物を南側に少しズラした結果、幅4メートルの空間が出来たので「何かに使えないか」との発想からウッドデッキが生まれました。床の高さをダイニングルームと揃えたため、外と中が繋がっているような空間の広がりが感じられます。また、南側にはテラスを作り、床の高さをリビングルームと揃えました。テラスは建物への影響を避けるため独立した基礎を持つ「駅のプラットフォーム形式」を採用し、僅かに出来る隙間には砂利を敷き詰めました。
・回遊性とゆとりある間取 階段を中心に回遊性を持たせるプランとしました。ダイニング、リビング、洋室の3つの部屋を少しずつズラして配置することによって各部屋の入り口が対角線上にくるようにしたことで、目線が抜けて広く感じられます。廊下、階段など、移動に必要な場所の有効幅はすべて100センチ以上を確保してあるため、非常にゆったりとした欧米サイズのゆとりを感じます。
・2階も手を抜かない 2階はベッドルームですが天井にブリックが貼り付けてあるなど、遊び心が感じられる空間となっています。通常の建築では「2階は1階に乗せるオマケ部分」という認識が強く、「とりあえず」費用をかけずに部屋の様相を整える場合が多いようですが、この家では2階も大事な居室部分として細部まで拘った設計を行いました。
・理論的に考える カオリハウスの設計にあたっては多くの書籍を読んで勉強しました。その結果として感じたことは、「建築物の設計はすべて理論的に、きちんと考えることが大事」だということです。物事にはすべて原因と結果があるように、建築物の設計にも、「そのような設計になるべき原因と結果」があるように思われます。良い建築物とは「どれだけ良く考えたか」に比例するものだと言っても過言ではないでしょう。
後日談・・・ 「間取りに絶対的な正解というものはない」。それが、実際にカオリハウスを利用してみて、しみじみと感じたことです。間取りを考えるといっても、必要な居室をどう組み合わせるかというだけの話の筈。ところが、その組み合わせ方はまさに無限大なのです。机上で考えた間取りで実際に家を作ってみて、その間取りで果たして本当に使い勝手が良いかというのは、完成して過ごしてみないと分からない。それが家作りの醍醐味であると言えないこともないかも知れませんが・・・。
(クチコミ情報/掲示板過去ログより)
那須高原での別荘建築には夢がアリマス。
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