那須の宿 ...お泊まりしてゆっくり休みたい。 |
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■私はナニジン?■
本屋さんで本を買った。
これだけなら、おもしろくもなんともない。
しかし、本屋と言ってもインターナショナルなお店だったのが災いしたのか(?)、いきなり妙な言葉で会計されてしまった。
私が買ったのは日本語で書かれた医学書であった。
留学生か何かかと思われたらしく、一万円札を出した私に対して、「千円、二千円、プラ〜ス(なんだそりゃって?)、百円、二百円、三百円、プラ〜ス(また?)、五十円、六十円。これ、ユア・マネ〜です。リタ〜ンね」(あんたこそナニジンって感じよ)
つまり、訳すると本の値段が七千六百四十円。
私は一万円を出したのでおつりが二千三百六十円。
たったこれだけの話であった。
なのに、この店員さんが妙な言葉で話すものだから、すっかり私は仰天、じゃなくて混乱してしまって、よせばいいのに私まで、「サンキュ〜ベリ〜マッチ!」なんて言ってしまったものだから、さあ大変。
次々に妙な言葉で話しかけてくる。
「セパレート?」(いきなり、なんだよ? 分解するなよ、買ったばかりなんだから)
びっくりした私は、「ノ〜セパレート!」と叫んでいた。
ちょっと考え込んだ店員は、思いついた!とばかりに、「ユ〜・カバ〜?」
言いたいことは分かるんだけど、これじゃあ私がカバみたく聞こえるよぅ。
「ノ〜」と答えてみたら、今度は、「ユ〜・サック?」と言い出した。
最初、どうしても指サックと聞こえてしまって、眉をひそめていたら、どうやらサック(カバン)のことらしい。
これは何語? フランス語?
私はもちろんサックではないけれど、言いたいことは分かる、確かに分かる。
しばし考えこんでいたら、「ペーパーサック? ほら、ペーパーのサックよ」とさらに追加してくれた。
それって紙袋のこと? なんだか分からないけど、言語を統一してくれよぅ。
「イエス、プリーズ」
などと私も調子良く応じてしまった。
でも、まだ終わらない。
お次は、手提げかどうか聞きたいらしい。
「ハンド? ポータブル? ブラブラ?(これはなんだい?)」
よ〜く、分かりますよ、言いたいことが。
店員さんは私にわかりやすいように、手提げ袋と普通の紙袋を並べて、「えらんで。セレクトね」
と言った。
私は手提げを選んで、「お手数をおかけいたしました」と日本語で言い、丁寧に頭を下げて退散した。
しかし、どうして、日本人って日本語を話さない人だとみると妙な日本語で話しかけるのでしょうか?
普通の日本語を話してよって感じ。
でも、気持ちは分かるんだなあぁ・・・。
それにしても、私ってナニジンに見えたのかしら?? |
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