那須の宿 ...お泊まりしてゆっくり休みたい。 |
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■きゅうしょくのじかん■
なんでもモリモリ食べるように見られがちな私ですが、好き嫌いはけっこうあります。
生タマネギは食べられないし、冷たい牛乳もダメ。
タイ料理も残念ながら好きではないし、レバーやフォアグラ、うに、キャビアもダメ。
イクラは最近食べられるようになったけど。
その他にも嫌いな物はいっぱいあります。
でも、大人になった今では、嫌いな物は食べずに過ごしています。
そもそも、嫌いな物をわざわざ買わないし、レストランに行っても注文しない!
それでも、サラダの中に生タマネギが入っていることはけっこう多くて、そんな時には1つずつ端に避けておきます。
ああ、なんと罰当たりなカオリ。
でも、小さな頃は、そんなことができなくて苦労しました。
特に、最大のハードルは給食の時間でした。
小学校1年生のカオリは、あの給食がどうしても好きになれなかったのです。
まず、おいしくない。
まずい。
あれは絶対にまずい!!
家では大好物だったスパゲティーも給食で出されると食べられない!
でも、どうしても食べられなかったのは鯨の唐揚げ。
当番に配膳して貰うときに量を減らして貰ったり、場合によっては要らない、と言えばいいのだけれど、内気なカオリはそれが言えずにいました。
特に、オカモト君はカオリが鯨が嫌いなことを知っていてわざと大盛りにしたりします。
思えばオカモト君にはさんざんいじめられたので、いつか復讐してやろうと幼心に誓っていました。
その頃の給食は、「好き嫌いはいけません。出された物は残さず食べること。」というのをモットーとしていましたし、担任の先生が戦争を経験したおばあちゃん先生だったから、宿題を忘れても怒らないくせに給食を残すとめちゃめちゃ怒られたのです。
給食の時間が終わっても、鯨はまだカオリのお皿に残っています。
そのうち、みんな校庭に遊びに行ってしまって、教室にひとりぼっち。
掃除が始まって、ガタガタと机を後ろに下げられてしまう。
カオリも鯨と一緒に、後ろに下げられます。
ガタガタっと。
そのうち机を前に移動させられて、掃除も終わりそう・・・。
5時間目のチャイムがなると、クラスのみんなが帰ってきます。
「カオリ、まだ食べてる!」
などとからかわれ、5時間目の授業のためにおばあちゃん先生が入ってくると、「もういいから、給食室に返してきなさい。」とやっと免除されます。
この瞬間を待っていたのよ!
1時間も粘った甲斐があったというもの。
鯨の出る日にはお腹が痛くなったし、真剣に給食室を燃やしてしまおうかと思ったことも・・・。
小学校2年生に上がるときに書いた作文には、こう書きました。
「すきなじかんは、えんそくです。きらいなじかんは、きゅうしょくです。」 |
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