那須の宿 ...お泊まりしてゆっくり休みたい。 |
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■踏んづけた!?■
小学生の頃、犬のフンを踏んづけたことがあります。
朝の登校の時に、同じクラスの男の子に追いかけられて、走って逃げました。
そうしたら、あわてた私は、犬のフンを踏んづけてしまったのです。
でも、逃げるのに夢中で、そのまま学校まで走り込みました。
玄関に入れば友達もいっぱいいるので、もはやヤツも手出しできまい。
ふぅ、とほっと一息。
・・・、あれ? なんだか臭い・・・。
でも、上履きにはきかえれば大丈夫。
それに、モタモタしていたら、あのイジメッコが登校してしまいます。
犬のフンのついたままの靴を靴箱に入れて、そのまま何食わぬ顔で教室に行きました。
1時間目の休み時間。
なにやら男の子達が騒いでいます。
「だから、くせ〜んだよぅ。靴箱が。女子の辺りが臭いんだよぅ。」
「臭い犯人を突き止めようぜ。」
げげげ、それはきっと私の靴だよ。
しかし、いまさら名乗りでることはできません。
クラスの男の子達は一つづつ靴箱の匂いをかいで回っています。
おっと、ここで時間切れのチャイムが鳴ります。
でも、彼らは諦めません。
次の休み時間も執拗に犯人を捜そうと匂いをかいでいます。
そして・・・、ついに、私の靴箱に・・・。
「こいつだ! こいつが臭いんだ!」
げげげ、オカモトめ。
あんたが追いかけたからフンをフンじゃったんだよ。
「やーい、やーい、臭いカオリ!」
男の子達がからかい始めました。
でも、私も靴が臭いなぁと思っていたから、その通りだよって感じで黙っていました。
そうすると、正義感の強い学級委員の女の子が黙っていません。
「なによ。カオリちゃんは臭くないもんね?」
と私に同意を求めます。
でも、まりちゃん、本当に臭いんだなぁ。かいでみる?
「何言ってるんだよ。カオリは犬のフンを踏んだんだよ。やーい、犬のフン!」
またまた男の子達が騒ぎ始めます。
「なによ。カオリちゃんは、犬のフンなんて踏んでないよねぇ?」
とまたしても同意を求めてきますが、まりちゃん、踏んだんだなぁ。犬のフン。
その後、帰宅するときにも、どこからともなく(靴からなんだけどね)漂う臭い匂い。
家の玄関を入ったとたん、お母さんに
「あなた、臭いわね。犬のフン踏んだの?」
と言われ、思わず
「カオリは、犬のフンなんて踏んでないもん! 臭くないもん!」
と叫んだ私・・・。
う〜ん、子供心って複雑です。
いまだに、電信柱には近寄れないカオリなのでした。 |
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