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地鎮祭
いやー、いよいよ地鎮祭です。資金調達のこととか打ち合わせとか、色々あったので、もう建て始めているかなくらいの気持ちでいましたが、それはカオリの妄想で、まだ全然工事は進んでいなかったのです。でも、ついに実際の工事が開始されるときがやってきました。
地鎮祭とは工事の無事を祈って、工事直前に行なう祭式です。参加者は神主さんと設計士さんと棟梁とカオリでした。神主さんは黒磯神社の神主さんにお願いしました。設計士さんと棟梁のクチコミによると、地鎮祭を行なうのに那須高原では一番いい神主さんだということで、祭式のお礼としてお渡しする「御玉串料」も2万円と格安でした。祭壇や御神酒、米、塩、山の幸、海の幸などの神饌物、盛り砂や竹など、すべて必要なものが一式と神主さんへのお礼を含めたお値段ですので、かなり良心的です。それでいて祭式は神妙で厳かで大変に満足のいくものでした。 |
那須高原での地鎮祭は「黒磯神社」にお願いするのがベストですね。他にご祝儀として設計士さんと棟梁に各5千円ずつ包みましたので地鎮祭にかかった費用は総額で3万円です。
地鎮祭でカオリが一番悩んだのは服装ですが、掲示板で聞いてみたところ、形式にこだわらず「1番お気に入りの晴れ着を身に着ければよい」とのことでしたので、シックな平服にお気に入りのビーズアクセサリーを身につけて祭式に参加しました。当日は少し霧雨のパラつく「雨降って地固まる」地鎮祭には最適のお天気でしたので、気張ってスーツなど着ていかないで良かったと思いました。やはり「TPO」は大事ですよね。
抜根作業をした木の根っこや腐葉土を取り除いた跡の大きな穴ぼこが空いた土地の僅かな平地部分で執り行われた祭式でしたが、「いよいよこれから工事が始まるのね」という雰囲気が充満していくようで、とても清々しい気分でした。最近は地鎮祭もやらないという人が居るようですが、やはりそれくらいのケジメはつけた方が、その工事に携わる人々に引き締まった気持ちを伝える意味でも重要なことなのではないかと感じました。
ところで、腐葉土を取り除いた跡の大きな穴ぼこのお話が出てきましたので、地盤調査について少しお話します。欠陥住宅の被害に遭わない為の重要なポイントの一つですのでお聞き逃しのないように。
欠陥住宅の原因は色々とありますが、まず最初に注意したいのが地盤調査の有無と結果に対する対処です。どんな家も地盤がしっかりしていなければ傾きます。まして家を建ててしまってからではどうしようもないことなのですから、何を置いてもまず初めにチェックすべき事柄です。那須高原の場合、腐葉土が地上から1メートルくらいは積もっているため、粘土質の土まで一度掘り下げて腐葉土を取り除き、改めて強度が出るように少しずつ固めながらサンドイッチを造る様に地盤を改良していく必要があります。地盤調査は建物を建てる部分に対して最低4箇所以上行ないますので、結果を必ず数値で見せてもらうことが大切です。当然行なうべきそういったチェックをしなかったことで、後々家が傾くことになっても、それは自業自得というものです。カオリは地鎮祭の日に行ったらたまたま大穴が開いていて、底のほうが粘土質の土まで達しているのを自分の目で確かめることができましたので、あとはきちんと固めながら埋めてもらえば大丈夫そうです。大穴が開いていて、かえってよかったと思いました。
ちなみに地盤の強度は“N値”という数値で表されます。N値とは、63.5kgのハンマー(おもり)を75cmの高さから自由落下させて、サンプラーを土中に30cm貫入させるのに要する打撃回数を測定する「標準貫入試験」での打撃回数です。一般戸建て住宅の場合は、試験時間が長い、コストが高い、打撃音やモーターの音がするという諸々の理由から「標準貫入試験」は行なわれずに、荷重をかけたロッドをねじ込むことによって「貫入抵抗値」を求める「スウェーデン式サウンディング試験(SS試験)」を行なうのが普通です。SS試験から換算式によって「推定されたN値」を換算N値と言い、通常はこの換算N値が記載された地盤調査報告書を見て地盤改良の設計が行なわれることとなります。
換算N値の読み方としては、砂質土の場合は5以下が軟弱、粘性土の場合は3以下が軟弱と判断され、何らかの地盤改良が必要となります。カオリの土地の場合は粘性土の地盤で地上から1メートルほど腐葉土が積もっており、換算N値も地上から1メートルの深さまでは0.5から3.0以下のバラツキが見られました。従って地上から1メートルの深さまでの土をすべて取り除き、地盤改良を行なうことにしたのです。
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いよいよこれから地鎮祭です。 |
準備が手際よく進められて行きます。 |
カオリにとっては初めての地鎮祭でしたが、ポイントポイントで神主さんが小声で「一礼して下さい」とか助け舟を出してくれるので大丈夫でした。 |
無事に地鎮祭が終わりました。設計士さん、棟梁、これからしっかり頑張ってお願いしますね。 |
これが腐葉土を取り除いた後の大きな穴ぼこです。底に粘土質の土が見えています。ふむふむ。きちんとそこまで掘ってくれているのね。これから少しずつ固めながら土を入れなおすのです。 |
(クチコミ情報/掲示板過去ログより)
地鎮祭は建物が建つ前の土地を見られる最後の機会なのデス。
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